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ハゲタカ、見ましたか?

先週一週間、夢中で見たドラマがあります。

NHK土曜ドラマ「ハゲタカ」

先週日曜~金曜6夜連続の再放送でした。
本放送は2月にやっていましたが、修論に追われ、見れませんでした。

結論。

最高のドラマでした。

ドラマなのに、まるでドキュメンタリーのような、でもどこか非現実的で、でも確実に現実的。
そんな感じを受けました。

公式サイトはココです。

あらすじはこんな感じ。

『バブル崩壊後、「失われた10年」と呼ばれる長いトンネルの闇に包まれていた日本に、風穴を開けにやってきた男がいた。
日本経済界で、外資系のファンドマネージャーとして暴れ回る男の名は、鷲津政彦。
ビジネスとして、外資的な合理主義を盾に、次々と日本企業に切り込み、買収していく様は、まさに死肉を漁る"ハゲタカ"であった。
一方、襲い来る"ハゲタカ”に敢然と立ち向かう男がいた。
旧態依然とした日本の体制にもがきつつ、懸命に日本企業を支え続けようとするエリート・バンカー、芝野健夫。
日本初のターンアラウンド・マネージャー(企業再生家)として、企業再生の道を提案して行く。
同じ銀行の後輩・先輩でありながら、対照的な道を歩んだ二人の男。
会社を患者に例えるなら、徹底的な外科手術で患者を切り捨てていく鷲津と、あくまで内科治療による再生を目指す芝野。
「日本買収」ビジネスを巡る二人の男の野望と挫折を軸に、合理化、弱肉強食が叫ばれる今、日本の会社にとって本当に必要な治療法とは何なのか?を問いかける。』


数々の印象的な台詞。
「目標はただ一つ、腐ったこの国を買い叩く!」
「人間には2通りの悲劇がある。金のない悲劇と、金のある悲劇。」
「日本は資本主義社会です。何が悪いんですか?」
「会社は誰のものか?」
「・・・賭けてくれませんか、私に」

ドラマとは思えない緊張感と迫力。

会社とは?
経営とは?
経済とは?
社会とは?
幸せとは?

そんなことを考えさせられました。

ロケも民放ドラマでは考えられないスケール。
小道具も、エキストラも、スタジオ撮影も丁寧で作りこまれています。

人物設定が細かくグイグイ引き込まれました。

民放では絶対ココまでできない。
そんなギリギリのラインまでやっていました。
こんな内容、スポンサーのこと考えたらできないでしょう。
NHKならではです。
しかもこの内容を6回にまとめるところがすごい。
NHKだからCM挟まないので1回1時間きっちりやるから民放ドラマの6回分よりは長いですが。
そうそう、CM挟まないから見てて集中力が途切れなくてよかったですね。

ちなみにDVD出てます。見逃した方こちらでどうぞ。

ホントにオススメ!
いいドラマ見れて幸せでした。

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